デンタルニュース
歯医者さんあれこれ
一昔前の歯医者さんと言えば独特なにおいがして、スリッパを履いて恐る恐る入っていけばキュイーンと苦手なあの音!
この頃は歯科医院も随分変わってきています。衛生的にかつ、患者さんが恐怖を感じることなく快適に過ごせるよう、また来院しやすいよう工夫をしています。
例えばスリッパは消毒されたものが出てくる機械が置かれていたり、段差を解消し、車椅子ごと入れる医院も増えました。
CAさんに学ぶマナー講習や、日々の技術の鍛錬、セミナー受講や学会参加など積極的にスキルアップを目指して勉強を続けているスタッフも沢山います。
BGMは医院の雰囲気に合わせたり、大きな画面にリラックスできる映像を流したり、お好みのチャンネルを選んでテレビや画像でリラックスした上で治療に入る工夫をしている医院もあります。
スタッフの着ている白衣も随分様変わりしました。少し前は白やピンクのワンピースにナース帽、エプロン、という出で立ちでしたが、近年は足元を気にしてパンツタイプのユニフォームが主流になりつつあります。
介護や救急のイメージに近いかもしれませんがスクラブというタイプの動きやすいスタイルが好まれています。
色も赤やブルー、緑やピンク、紫まで、カラフルで白衣のショールームは見ているだけで楽しいものです。
治療が終わるとご褒美のガチャガチャができたり、ステッカーや消しゴムなどのお土産がある医院も増えています。
花粉のシーズンに随分沢山のマスクが手に入るようになりましたが、医療従事者も同じ。
カラフルなマスクやグローブも見られますね。
歯科医院で買える珍しい歯科グッズも様々です。歯磨き粉や歯ブラシ以外のケア用品を豊富に取り揃えていたり、お買い物も楽しく相談しながら決められるよう工夫している医院もあります。
診療室はつい立ての目隠しだけがある医院より個室タイプが増えてきていますし、診療台も快適に治療が済むよう色々な機能や素材が選ばれています。
刺激となる振動を抑え、痛みが少なくなるよう工夫された機械機器や、安心安全を考慮した滅菌体制を敷いている医院などアイデアは様々です。
私たちスタッフは自分の働く歯科医院で自分や家族が安心して治療が受けられるかを考え、実際の院内の掃除や器具のメンテナンスに時間を取ります。
日本の都市部は近年歯科医院に溢れています。
患者さまがここならまた来ても良い、と思ってくださるような工夫を生み出し、皆で実践するよう日々心がけています。